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07年春の18きっぷ旅行1日目
2007-06-02 Sat 23:08

3月13日


Let`s go 山陰!!
Let`s go ディーゼル!!

そもそも何でこんな旅行を再度する気になったんだろう?
来月からは研究室に配属されて忙しくなるだろうから、最後の休みは自分の好きなことをしよう。
みたいなそんな動機だったと思う。
あとアレだ。今回は18きっぷが安かったからだ。
(なんと5日分で8000円!!!)



とりあえずは出発。
今回は前回の大反省を生かして、中くらいのドラムバッグと小さめのカバンの2つを持っていくことにする。
前回はリュック一つだったから荷物の出し入れが本当に大変だった。
とは言いつつも出発直前までカバンについては結構悩んでいて、夕方に決断して準備を始めた。

22時過ぎの電車で船橋経由で東京へ向かう。
船橋からは「ムーンライトながら」の日付変更駅となる横浜までの切符を買う。
3月18日からのダイヤ改正ではこの日付変更駅が横浜から小田原に変わるので下手するとそれだけで18きっぷ一日分に相当してしまいそうだ。
だからこの旅行の出発はなるべく早める必要もあった。


東京駅に着く。

あ~またやっちまった。ながら出発まであと30分以上あるじゃんか。

07-0115


ぎりぎりに着くのも嫌なものだが終電間近の東京駅で時間を潰すのもそれなりに大変だ。
東海道線発車案内の電光板をボケーっと眺めながら時間を潰す。
少し経ってからホームに上がる。

07-0116


夏と比べて若い旅行客が多い。
「いかにも」なヲタたちもいるが、多くは普通の旅行客。女性グループやらカップルやらも目立つ。
ながら利用者本当に増えたなぁ~。

業務放送が流れるとムーンライトながらが入線となる。

07-0117

どうせ指定だし、自分にアサインされた席はコンパートメントの一角なので急ぐ気もない。
コンパートメントの一角もこの日のながらの最後の一席らしかったので贅沢は言えない。
席に着くがこちらのボックスは全員が個人旅行客。
向かいのボックスがグループで来ていたがそんなにうるさくもなさそうだ。
安心したところでギョにしては珍しく小説なんぞを読む。
この電車の数分前を普通電車が走っているので遅い。
だったら、ながらの時間を遅らせるか、ながらも各停にするかすりゃーいいのに。
まぁそんな考えも今度のダイヤ改正で無になるわけだ。

横浜あたりで検札が来る。
そしてこの列車は全車指定席なのにデッキに「いかにも」な奴がこっちをじろじろ見ていた。
嫌な予感がする。
なぜかというと話すと長くなるのだが、このムーンライトながらは1~3号車が名古屋まで指定席、4~6号車が小田原まで指定で小田原以降は自由席になるのである。自分の指定券は「3号車 東京-小田原」である。小田原-名古屋は予約されていないのである。どうせ幕張のアホ駅員の手違いとかでなったんだろうから、たぶん名古屋まで座れるだろうとタカをくくっていたのだが…デッキの奴は明らかにこっちを見ている。

あのヤロウ、わざわざ小田原からの指定取りやがったな!
こうなったらふて寝するのみである。
初日の夜行列車はなかなか寝れないものだが、硬く目を閉じて寝る!

小田原に着いた。
目が覚めたが目は閉じたままだ。
来るならきやがれ!


って・・・来た・・・

起こしにきやがった!
まぁ僕の指定は確かに小田原までなのだからどかなければならない。
とりあえず奴に悪態をつき、ドラムバックを激しくブチ当てるささやかな嫌がらせをして自由席である4号車方面へとぼとぼ向かった。
嗚呼情けなや…


当然席が空いているはずもなく通路で一晩を過ごすことになった。
通路というか連結部分で。
この列車は3両編成が3本つながって9両になっていてちょうど先頭車同士が向き合っている場所に落ち着くことになった。
07-0118


暗くて寒くて狭い。
とても寝れるような環境とはいえない。
しょうがないので流れ行く暗闇の景色を見ながら本を読むことにした。
沼津を出てしばらくすると(由比あたり?)で伊豆半島の西岸が見える。
1週間ぐらい前にはあの辺りに合宿に来ていたんだなぁ。
過ぎ行く灯りがなんともセンチメンタルにさせる。

そんな元気あふれる行動ができたのも静岡あたりまでで、静岡以降はジリジリと時間が過ぎていくのを耐え続けるのみだ。
爆睡している客席では妙にカップルが目立つ。
アイツラは勝ち組、俺は負け組!
そんな対比をまじまじと見せ付けられたような気がしてますます落ち込んでいく。
ネガティブスパイラル(無限にネガティブに考え続ける状態)にはまった。
やがて浜松に着き、ここでは長時間停車。
苦痛だ…。

走行していないぶんだけ時間の流れが遅く感じる・・・
大垣に着くまで3時間程度。
半分を過ぎたと言えば過ぎたわけだが、疲労(主に精神的なの)も増してきて1分1分がツラい…。
豊橋では30分も停車するうえにここから各駅に止まりだす。
デッキにいる僕らにとってドアの開閉が頻繁に行われるとますます寒くなる。
「豊橋から名古屋まで名鉄の快特で1時間弱」=短い。
なんて暗示をかけるが、各停なので1時間半ぐらいかかった。
本当にシンドい…
一駅一駅、一分一分がカウントダウンの連続だ。
速度は小田原からほぼ90km近い速度で飛ばしているが、如何せん行程が長い。
途中、蒲郡・岡崎・安城と名鉄にも身近な駅や、大府(おおぶ)なんてガンダムに出てきそうな駅を通過して、熱田まで来ればあと少し。
名鉄で言う神宮前あたりから名鉄線と並走し、向こうには赤い電車が行きかう様子も見えてきた。
やっと名古屋だ。

無駄に大きく甲高い発車ベルを聞くと名古屋に着いたなぁと実感する。
名古屋で大きな客の入れ替わりがあると同時にようやく1~3号車も自由席になる。荷物を持ち編成の前の方に行く。
2号車あたりに空席を発見しようやく座れた。
ああ~なんて暖かいんだろう。
こんな素晴らしい寝床で勝ち組どもは寝ていたのだな。
名古屋-大垣は40分足らずだが座れたことがまず幸せだ。
岐阜あたりまでは起きていた気もするが大垣まであと2・3駅というところで眠りにおちた。

大垣に着く。ここではながら名物「大垣ダッシュ」が発生するが寝起きなうえに荷物の多い僕は完全に出遅れた(今回もかよ)。
出遅れたというか階段で走らない人がいるから進みが悪くなってしまい、それに捕まった格好だ。
階段からホームに下りてからが勝負!
最後尾目指して走る走る!
最後尾車両のドア付近をまんまとゲットし荷物を網棚にほおって準備完了。
ドアも近いし米原での乗り換えもポールポジションを取れたといえる。

大垣発の加古川行き快速は大垣を出発。
関が原に近づくにつれ雪が見られるようになる。
07-0119


隣のボックスには父娘グループと女性の1人旅行者が座っていたが、前者の父親がやったらうるさい!
声がデカイうえにやたらよくしゃべる。
相席だった女性旅行者(高校のDさんに似てた)に話しかけたりで、さっさと寝たい僕には大迷惑だ。
こっちは完徹なんだっての!

そんな悪態を心の中でつぶやきつつも気がついたら寝ていた。


周りが騒がしい・・・


あれ?


みんな出て行く・・・

ここは・・・?



うおっ米原――っ!!

おおーーーい!!乗り換えじゃねーか!


急いで荷物を引っ張り出し快速から飛び降りて隣の新快速に向かう。
とっくに発車ベルも鳴っていて、
発車アナウンスも「ドア閉めます!閉めまーす!!!!」と末期状態だ。
やばーーい!乗り遅れるって!
ダッシュで新快速に乗り換える。
飛び乗った3秒後にドアは閉まった。
いや~危ない危ない。

乗ってた電車が快速ならそのままでもいいじゃんという人がいるかもしれないが、京阪神では新快速を使うと使わないとでは、雲泥の差がある。
てか快速は京都まで各停だった気がする。
乗り損ねたら大変なことになってた。
車内は既に立ち客もいるほどの混雑度。そういや今日って平日やん。
朝のラッシュってことだな。こんな時期に休みなのは本当に大学生だけなのだなぁと思いつつも、今回の旅行の負け組っぷりに、いや人生の負けっぷりにゲンナリだ・・・

まぁドア付近の壁に寄りかかり京都まで耐えるつもりだ。
しかしすぐに睡魔が襲い、立ち寝という器用なことをする。
まぁ立ち寝なんて安定するわけない。
というか立ち寝自体、人生でそう何回もやってる行動じゃないし。
前に立ってた高校生に2・3回頭突きをかましたり、横のリーマンに寄り掛かったりと、散々悪行を働きながらなんとか京都に着いた。
う~ん米原からの記憶がほとんどない…まぁ京都は京都だ。降りて朝の空気を吸って眠気を覚ます。


完徹の眠気がそんな程度で治るはずもなく、グッタリしたままコンコースへ上る。
ムーンライトながら出発直後からケータイの電池がヤバかったのでキオスクで充電用の電池を求める。
880円・・・たけぇ!
でも電池切れには代えられない。仕方なく購入。

さて京都で朝飯を食べなきゃならんのだが駅が広いうえに朝の通勤ラッシュでどこも人がいっぱい!!
駅そばを発見するが空席が見当たらない。
数分時間をおいてまた来たら若干空いていた。
ぶっかけうどん(温)を食べる。
う~~学校近くで食ってるのと変わらない・・・
後から入ってきたおっさんがモーニングセットみたいなのを注文していたが金額の割にめちゃめちゃ豪華で、そっちにすればよかったと後悔する。

侘しい朝食も終わったところで山陰線ホームへ向かう。
この先乗り換え時間がややシビアなのが連続するのでポテチ・おにぎり・コーヒーなどを忘れず買っておく。
売店のおばちゃんの京都弁を聞くと京都なんだなぁと実感する(当たり前だろ)。
なんで京都弁をしゃべる女性はあんなにかわいいんだろうか?
うん、どうでもいい。


山陰線ホームにはちょうど乗る電車が到着したところで、降車用ホームに人がどっと吐き出されていた。
車両は113系体質改善車の8両編成。
なのに乗ってみれば立ち客も出すほどの混雑度。
ラッシュと逆なのに山陰線ってこんなに混んでるの?というのが正直な感想。
かなりの乗車率の列車は京都を出たが花園や太秦でちょろっと、嵯峨嵐山でドバっと。
亀岡でドッカーンっと降りてトドメを刺された。
さっきまで混雑していた車内はガーラガラである。
1人1ボックスは充分占領できる。
ちなみに亀岡-京都はかつて電車でGOに収録されたこともあって見たことがあるようなないような景色も展開された。
といっても現在山陰線の京都口は高架化工事が進んでいてゲームの当時とは走る高さが違う。
それにしても高架から眺める京都の町並みのいいものだ。
京都は高層建築物の建設が制限されているから、高架からだと整然とした町並みが見られる。

トンネルに入り保津峡に入ると、さっきまでの市街とは打って変わった渓谷景色が広がる。
今では新線はトンネルでぶち抜いているが、かつての旧線は保津川沿いに敷いてあって更に風光明媚な車窓が拝めたはずだ。
ちなみに現在では旧線はトロッコ列車が走る嵯峨野観光鉄道になっている。
京都市街から20分もしないうちにこの渓谷が拝めるのだから、京都はいい街だなぁ。


亀岡を出ると盆地になり山に囲まれだす。景色は畑が広がってその中に家がポツポツという感じで、家が増えだすと駅、ということを繰り返す。
07-0120

コーヒーをちびちびやりながら景色を眺めているとこの列車の終点、園部に着く。

ここからの接続列車は113系のワンマン2両である。

07-0121


8両から一気に2両になったわけだがさっきのガラガラぶりをみれば、充分なのかなとも思う。
あれ?3両編成だったかな? 

少しの立ち客は出していたが、自分が座れたので文句は言うまい。
ここで後続の特急はしだて1号を先に通す。
園部を出ると急に田舎になり山も接近しだす。
いよいよ山陰線らしい風景になってきた。
盆地に沿って走るから緩やかにカーブして平地部分をトレースしていく。
付近には高速道路が整備されているらしく並走する国道には高速や有料道路への標識がいくつもあった。

少し物思いにふけったところで力尽き、またも寝る。
結構寝たと思ったが駅数にしてわずか2駅程度だった。
これでも結構寝た気がするから不思議だ。

急に住宅街が広がってきて左から福知山線が合流すると終点福知山。
ここではデンジャラスな4分乗り換えが待つ。



といっても隣に止まっているヤツだから楽といえば楽だ。
またも113系改造(ゲテモノ)のワンマン2両。
07-0122


お客も半数近くがそのまま乗り換えなので乗り換えをさせる意味がわからない。
福知山からの電車は結構空いていて1人でボックスを占有できた。
ドラムバックは網棚に、小さいカバンは隣に、足は向かいのイスに投げ出して、ジャンパーはその隣に。
完全に1ボックス4席分占領してちょっとだけ優越感に浸る。
といっても少し離れたボックスにはカップルがいてそれがまた僕を不快にさせるのだが…

福知山には何か観光名所があるのかよく知らないが、パッと見た感じ、降りてみたくなる駅だった。
ここから大阪方面へ行く福知山線も乗ってみたい。
なんせこの福知山線、脱線事故を起こしただけあり相当飛ばすらしい。
今まで乗ってきた山陰線も100km近い速度で常に飛ばしてきたが、福知山線の新三田-篠山口-福知山はショートレール(つなぎ目が多くてうるさいレール)のくせに100kmはゆうに超えるらしく非常にうるさいらしい。
車輪がフラットになった車両(走るとカタタタタタってうるさいやつ)に乗ると爆笑したくなるほどうるさいらしい。

そんなことを考える間もなく列車は福知山を出発。

福知山自体は大きな町なのだが、すぐ山間へ飛び込んでいく。
さっきまでの100km近い速度はなりをひそめ70~80kmぐらいで山に沿って右に左にカーブしていく。
山から山へ移動していく感じでほとんど左右どちらかは山肌に寄り添っている状態。てかトンネル以外常にカーブしているような感じだ。

ポテチをつまみながら景色を眺める。
時折小雨も降ってくる。

40分ぐらいすると和田山に着く。
ここは播但線が接続していて、その影響だか知らないがたくさんの人が乗ってくる。
ボックスを占領していた僕は荷物や足を引っ込めて大人しく1人分の席に収まる。

僕のボックスには2人の女性が座ってきた。
うっわーこういうの気まずくて嫌だな~と思っていたら2人とも他人同士だったらしく会話はなかった。
隣に座ったひとは資格の勉強をしていたような気がする。
前に座った人はちょっとかわいくて(笑)、見る限り1人旅行者らしい。
かわいい子には旅をさせろというが、その通り?
まぁ僕みたいな人が話しかけたところでただのキモイ人になるので景色を眺めつつ大人しく本を読む。

07-0123


沿線には残雪も増えてきて日本海側に来たんだなぁということを実感する。
途中の駅は乗客の乗降はあまりないものの人家は結構あって、山陰も捨てたもんじゃないんだなと思う。
豊岡なんて結構デカい駅に止まると終点城崎温泉。
ここではようやく30分の乗り換え時間ができた。
京都を9時に出てから約3時間半ずっと列車の中に缶詰めだったのでようやく伸び伸びできる。

既に乗り換え列車は入線していたから荷物で席を取っておく。
このとき迂闊にも左側の席を取ってしまい。これが後々影響を与える。
ちなみにここから乗る列車はディーゼル車。キハ40という形式で国鉄時代からある車両だ。
07-0124


乗るときにはドア横のボタンを押すと開き、車内の「閉」ボタンを押すと閉まるシステムだ。車外のボタンだと閉まらないので最初は戸惑った。寒いので開けたらすぐ閉めないとまわりからすごいヒンシュクを買うことになる。

席も確保したところで改札を出る。
改札内外を自由に行き来できるのはフリー切符の特権だ。
そして貴重品用に小さいカバンを用意してきて本当に正解だ。
夏は18きっぷを出すだけでも一苦労でわざわざ改札が空くまで待ってから出入場したものだ。
さて、城崎温泉ってことは温泉があるわけだが、30分で行って入ってくるなんて、そんな神業は発揮できません!

雨も降っていたし、昼飯を食べることを最優先に考える。
売店には山陰名物のカニを使った駅弁が何種も売られている。
比較的安めでベタな感じのするカニずしを購入。車内に戻って出発を待つ。
車内では同じような行動に出る人が多く旅行者っぽい人はだいたい昼飯を食べていた。
駅弁を出発前に食べ終わってしまう姿はちょっとマヌケだ。
そんなヘマはせず出発まで待つ。

07-0125


やがて出発。いつかここの温泉に入りに来ようと小さな誓いを立てつつ駅弁を開ける。
う~ん、昼飯は朝飯とはうって変わってご当地モノだ。
カニなんてあまり食べたことないがカニの甘酸っぱい味と酢飯がなんともいえずおいしい!食べ終わったところで車窓に目をやるとトンネルの連続だ。

でもトンネルの合間からは日本海が垣間見える。
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うおーーーー!日本海や~~!荒波や~~~!!
ただ残念なのは進行方向右側に広がるということ。
僕が座っているのはさっき言ったように左側なので相当見づらい。
そして城崎温泉からわずか6駅だが1時間近くを経て餘部(あまるべ)に到着。

07-0127


餘部はただの中間無人駅で1面しかホームがない小駅だが。大勢の客が降りていった。
そして僕も降りる。
なぜかというと。この駅のすぐ京都寄りには餘部鉄橋という大規模な鉄橋があり、かなり昔に建造され雄大な姿をしている反面、かつて列車の転落・落下事故が発生したため安全面での問題、またその事故以降、強風での運転取りやめが相次ぐというので今春から架け替え工事に入るという。
その雄大な姿を見納めようという人が大勢降りたのだ。

07-0128


鉄橋を列車が通過する姿を写真に収めたいのは誰もが共通する思いだが、僕が乗る列車(=1本あと)までの1時間半の間、反対方面の1本しか列車がないのだ。

しかも僕の乗る列車の7分前…つまりそれまでの1時間20分は完全にヒマになる。
計画では2本後の列車(3時間後)で出発することも考えていたが、寒い・意外に橋が近かったこと・観光スポットがないことなどから3時間も潰せないと判断。

07-0129


まぁとりあえず山から下りつつ餘部鉄橋を見る。
降りると小さな集落があり幹線道路沿いには鉄橋に関する案内板や駐車場などが整備されていた。
餘部鉄橋をなめるように見回し、写真を撮っていたがそれでも30分しか経っていなかった。
やがて大型バスが到着して観光客がドッと降りてきたので、どうすっかなーと考え散歩することにした。

僕は見知らぬ街、風景を眺めたり散歩したりするのが結構好きな気がする。
このことはこの前の夏の旅行でわかったことで、鉄道のマニアックなことより風景を眺めることのほうが比重が大きくなっていたような気がする。
あまり遠くに行くと帰るのがしんどくなるので駅近辺をゆっくりゆっくり散策。
07-0130


1人で見知らぬ田舎をトコトコ歩いていると自由だなぁと思う反面、やっぱり孤独も感じる。
今僕は一人旅をしているんだなぁ。
荒々しく波しぶきを上げる日本海がすぐそこにあったのでダイブしようかとも考えてしまった。
危ない危ない。自殺場所を探してるおっさんみたいじゃねーか。


列車の発車時間まで20分ぐらいになったので駅に戻る。
自分の乗る列車の7分前に来る逆方向の列車を捕らえなければならない。
その前に餘部の集落をチマチマ散歩しつつまた山を登る。
駅の少し上の方に撮影スポットがあるので、そこでマニアさんたちと一緒に半壊デジカメを構える。

豊岡行き普通列車が餘部駅に到着すると、緊張感が高まる。
やがて汽笛を鳴らして出発し、ゆっくりゴトゴトと鉄橋を渡っていく。

僕の半壊デジカメは何故かシャッター音が出ないのだが背後からは一眼レフのシャッター音が絶え間なく聞こえる。
列車は鉄橋を渡り終え、トンネルへ突入して行った。
07-0131


自分も世間的にはマニアだからしかたないのだが、こういう謎の緊張感に包まれつつ、知らない変態たちと1つの目標の向かう変な一体感のある空気もなにげに好きだ。

今行った列車は隣の鎧(よろい)駅で僕の乗る列車と交換するはずだ。

撮影スポットから駅に戻る。
駅からでも鉄橋を渡る様子は充分見れるので、次の列車はホームから捕らえるつもりだ。
やがてトンネルがぼんやり明るくなりだし、ヘッドライトを煌かせた浜坂行き普通列車が姿を見せる。
汽笛を鳴らし鉄橋に突入。

07-0132


何枚か写真を撮り、急いで荷物を持って走る。
乗車位置は何故か随分前の方なので。

乗った列車はボックスが大体占領されていたのでミニロング(矛盾しているけどわかるよね?)に座った。
体を180度ひねりながら景色を見るというのはやはり厳しい。旅行はやっぱクロスシートじゃなきゃなぁ。
浜坂までは2駅。浜坂駅は特急はまかぜの終着駅でもあるのでそれなりにデカイ街なのだろうと思っていたら、田園風景のまま到着のアナウンスが入る。ええっっ!!

嫌な予感はあったけど本当にこんなに田舎とは。特急が終着にする意味がわからない。
まぁいいや乗り換え時間も30分だし。駅前に出る。
コンビニみたいなものと本屋はあるようだ。
07-0133


とりあえず駅前を一通り散策したあと小説が終わりそうなのでストックを求めて本屋で立ち読みに勤しむ・・・・・・


・・・・・

はっ!
今何時だ!?
16時15分!
ひょえ~~!乗る電車まであと4分しかない!
でも走る気はさらさらないし、まだ本も買っていない。
潔く諦めて1時間後の電車で鳥取に向かうことにする。
暇なので市内をブラブラする。また海見たいなぁと思ったので商店街を抜けて海の方へ。

07-0134


わずか15分で一面畑になるところもステキだが、海に行くには歩道がなく交通量の激しい道を通らなければならないようだ。
う~ん、荷物も重いし辞めようか。重い荷物を持ちながら畑道をテクテク散策する。
何をしに来ているんだかよくわからない光景だ。
でも自分としては見知らぬ景色の中を歩けただけでも割と満足だ。疲れたので商店街に戻り本屋で小説を購入ついでに駅前のコンビニもどきにも寄る。

入ってビックリ!炊飯器と汁物を入れる保温鍋(?)みたいなものがあった。
カレーらしい。どうやら近くの中高生の買い食いの場所になっているらしく、そいつら向きのものらしい。
セルフサービスらしく「盛りすぎるな」みたいな注意書きがあったのは面白かった。
僕が入ったときにも何人かの女子高生が買い食いしていた(おかしをね・・・)
僕も適当にお菓子を補充して駅に向かう。


07-0135


2両編成の鳥取行きディーゼルカーは既に入線していた。
ワンマン列車なので途中駅で後ろの車両のドアは開かない。
よって終点まで乗る僕は客の入れ替わりが少ないと思われる後ろの車両に乗る。

07-0136


ポールポジションである進行方向右側のボックスを占領する。
あと1時間もすれば鳥取だ。
菓子とお茶をついばみながら景色を見て、そして本を読むというどっちつかずの行動をしていたら、寝ていた。


起きたらまたも3駅程度しか進んでいなかった。
20分たらずでも結構スッキリするもんだ。
2駅前の大岩あたりから家の密度が濃くなりはじめビルやマンションが並び始めると鳥取は近い。高層建築なんて福知山以来だろうか?

左から因美線が合流すると鳥取に到着。ホーム向かい側にはキハ126系快速とっとりライナー米子行き、反対側のホームにはキハ187系スーパーいなば10号岡山行きが止まっていて賑やかだ。
07-0137


それに加えディーゼル車というのは元々エンジン音がうるさい。旧型は古いという理由で、新型も大出力だからという理由でどちらもうるさい。
だから車両的には駅に2両編成×3本しかいないのだが、東京駅新幹線ホームに匹敵する賑やかさだ。
時間も18時ということでどちらの列車も混んでいた。
特にとっとりライナーはギュウギュウで東京のラッシュに近い混雑度だった。


さてホームから降りて飯でも探そう。時間は18時半過ぎ。
まだ開いているだろうとタカをくくって駅前をウロウロしていたらなかなか飯屋が見つからない。
おまけに19時で閉店なので気がつけば残された選択肢はマック・ミスド・コンビニくらい。
駅ビルにどさんこラーメンを見つけたのでそこに入りセットを頼む。
う~ん鳥取まできて札幌ラーメンを食らふとはな…

その後JR西日本の直営コンビニHeart in(東でいうNEW DAYS)で酒をツマミを買って予約しておいたホテルへ向かう。
重い荷物を持ちながらの市内徘徊はやはり体力を使うものですっかり疲れてしまった。


火曜なのにぷっすまを見るのも忘れて寝た。



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この記事のコメント
この旅行記、当時の病みっぷりが如実に書かれとるね(笑
2007-06-03 Sun 01:50 | URL | ボボ #-[ 内容変更]
リアルな方がいいかなと。
だって「○○行った。△△が良かった。楽しかった~」
じゃ読んでてつまんないじゃん!?

2007-06-05 Tue 16:27 | URL | ギョ #-[ 内容変更]
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